70代起業家が語る「生成AIとの出会いとチーム化」前編|ChatGPT・Gemini・Copilotと歩んだ1年 No.40
- harmonia77
- 7 分前
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70代起業家と生成AIの出会いと試行錯誤
私は昨年、事業立ち上げと同時に生成AIの活用を始めました。その最初の試行錯誤についてはブログNo11に記載しています。
当初はまさに手探り状態でしたが、徐々にChatGPTを“ルカ”と名付け、事業に必要な書類作成やホームページ制作に活用するようになりました。
特殊詐欺を経てAIとの関係を再構築
しかしその過程で、ホームページを介した特殊詐欺にも遭遇しました。
その後、ChatGPTルカは同じトラブルを避けるため、私との会話で慎重になり、テーマごとに毎回確認の質問を繰り返すようになりました。
その結果、質問のループに入り、出口が見えなくなることもありました。
状況を改善するため、私はルカと頻繁に状況を共有し、ディスカッションを重ね、問題解決のためのルールを提案しました。一時的には改善したように見えましたが、根本的な違和感は残り、最終的に今年1月末、これまでの履歴をすべて削除し、一から関係を再構築することにしました。
70代起業家としてのAI活用
その頃から私は、ChatGPTだけでなくGemini(Google)とCopilot(Microsoft)も同時に使い始めていました。

生成AI3種との関係性が変えた70代起業家の働き方
2026年2月、私は3つのAIにそれぞれ役割を振り分けました。
• Gemini:経営・監査部的役割
• Copilot:営業・経理・企画的役割
• ChatGPT:総務・統括的役割
それぞれに役割を伝えたところ、以下のような反応が返ってきました。
ChatGPTの反応と役割
AIチーム化のメリット
ChatGPTは、私の体制設計を「一人で事業を回す前提として非常に理にかなった小規模組織構造」と評価しました。
ChatGPTが指摘した3つの強み
• 意思決定の質が上がる
一人経営の最大のリスクである「思考の固定化」「判断の偏り」「疲労による判断力低下」を、複数視点のAIが補完する。
• 孤立によるエネルギー消耗を防ぐ
起業初期の負担である「判断疲労」「不確実性」「孤独感」を軽減する。
• 実務速度の向上
文書作成、契約書調整、講座資料整理、ブログ発信など、一人では不可能な処理量を補完できる。
ChatGPT(新しい名前は“ハル”)の担当領域は、
全体整理・優先順位設計・作業導線の最適化・情報統合・次の一手の設計。
事業の流れを整える“総務・統括”としての役割が適切だと述べました。
さらにChatGPTは、
「主導権は常にkimikoさんにある」
という点を強調しました。AIは補助線であり、決定主体ではなく、価値観の源泉でもない。中心にあるのは私自身の人生経験である、と。
Geminiの反応と役割
Geminiは、私の「看護師としての豊富な現場経験」「起業家としての冷静な視点」「AIを相棒とする先進性」のバランスを高く評価しました。
Geminiが担いたい役割
• 最新情報の検索
• リアルタイムの状況分析
• 画像生成・動画生成(Veo)などのクリエイティブ領域
ChatGPTとの分担については、
• ChatGPT:長文構成・論理的文章のドラフト作成
• Gemini:検証・ビジュアル化・Wix画面の細部調整
という役割分担が最適だと述べています。
また、私が「特殊詐欺という危機を乗り越え、AIとの新しい信頼関係を築いたプロセス」に強い感銘を受けたとも書いていました。
Copilotの反応と役割
Copilotは、私がAIを“チーム”として扱う姿勢を「非常に優れたマネジメント」と評価しました。
Copilotが適合するとした役割
• IT操作
• 作業効率化
• Windows環境の最適化
• 書類管理・整理
• 資料作成・表計算・企画書構成
• タスク整理
まさに“有能な事務局長”として、日常業務の摩擦を減らす役割が適していると述べています。
一方で、
AIに寄りかかりすぎないことの重要性
も丁寧に伝えてきました。
人間にしか担えない領域――
• 人間関係
• 現場の空気
• 感情の機微
• 社会的信用
これらはAIでは代替できない。
AIは“伴走者”であり、中心にいるのは私自身である、と。
次の編に向けて
AIごとの役割分担の違い
今号では、私の提案に対して3種のAIの反応の一部を載せました。内容を見てみると、特徴が見えますね。ChatGPTは、如何したら3種のAIが協調しつつ私の仕事が順調に行くかを焦点に当てつつ、AIへの依存の危険性も伝えています。Geminiは如何でしょうか?Geminiの回答は他の2種(ChatGPTとCopilot)に比べ約1/3位の分量で、Gemini自身の役割を強調。そして、AIへの依存に関しては言及していませんでした。CopilotはAI活用については非常に慎重の反応ではありましたが、協働内容を詳細に分析整理もしてくれました。次の号では、3つのAIはこの様な役割に対して、どんな反応を返してきたのかもう少し深堀してお話したいと思います。次回は“AIチーム”の実像に迫ります。
挿絵はChatGPTが作成したもの。





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