地域を支える「人」と「つながり」を歩む。第22回浜松シティマラソン・ボランティア奮闘記 No38
- harmonia77
- 33 分前
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昨年に続き、地域とのつながりを深める大切な機会として、浜松シティマラソンのボランティアに参加しました 。
3時半起床!熱気あふれる会場へ
大会当日は3時半に起床しました 。5時半には自宅を出て、指定の駐車場から大会委員会準備のバスに乗り、6時半頃に会場の四ツ池公園陸上競技場へ到着 。会場では大勢の方が準備に追われ、参加者の皆さんはウォーミングアップに励んでいました 。
今回の大会は「天竜川・浜名湖地域合併20周年記念 第22回浜松シティマラソン」として開催され、ハーフ(21.0975 km)・5km・1.5kmの3コースに8,500人を超える方々が参加されました 。朝は7度ほどでしたが、日中は18度まで上昇。気温が高く、選手にとっては過酷な大会となりました 。

「心臓破りの坂」で交わした心の交流
私の担当は昨年と同じく、ハーフマラソンの最初の上り坂の中腹での保安と選手の応援です 。選手が来るまでは道路規制もなく、ただ立っているだけの時間は「エコノミー症候群になるのでは」と思うほど下肢の血流が滞り、痛みも出ます 。そのため四六時中足を動かして待ちましたが、一旦選手が来ると状況は一変します 。
上り坂で息が切れんばかりの選手たちに、「頑張れー」「ファイト」「坂ももう少しで終わりだよ~」と声掛けし、選手が途切れるまで拍手を送りました 。今年は参加者が多く、応援も休む間がないほどで、手は真っ赤になり、喉も痛むほどに…… 。でも、走者の中から「ありがとう」と言葉が返ってきたり、手を振ってくれたりと、選手と応援者の間の心の交流が本当に嬉しいものでした 。
最後尾の走者は、歩いて登ってこられた高齢の男性でした 。ここはまだ全体の3分の1にも満たない位置です 。運営委員の車が「大丈夫ですか?」と声をかけると、力強く「大丈夫です」と返され、目的地に向かって進んでいかれました 。その姿に、一歩ずつ前進することの尊さを改めて教わった気がします。


私がボランティア活動を続ける理由
私は以前からボランティア活動を大切にしてきました。特に2010年の東日本大震災は大きなきっかけとなり、「自治活動の衰退と近隣愛の重要性」を強く意識するようになったからです 。神奈川県在住時には、多い時は同時期に4つの活動に携わっていました 。
民生児童委員: 厚労大臣より委任状の出る責任ある役割です 。
患者の権利オンブズマン東京: 「医療福祉相談員」として団体より委任状を頂いていました 。
お達者倶楽部: 地区の皆様を対象にした健康講座やミニデイの活動です 。
英語倶楽部「英語であそぼう」: 小学低学年以下を対象に、多世代交流と子育て支援を目的に始めたものです 。
浜松での孤独と、殿ちゃんが繋いでくれた縁
2020年2月に浜松市へ転居しましたが、当時はコロナ禍の始まりでした 。私の車は「湘南ナンバー」で、他県との往来が制限される中、市中を走ることに強い肩身の狭さを感じ、車の後部に「私は浜松市内在住です」と書いた紙を貼っていたほどです 。
訪問看護ステーションでの勤務を通じて市内の状況を知ることはできましたが、近隣の方との接点の少なさに物足りなさを感じていました 。そんな私を救ってくれたのが、2020年7月に家族になったトイプードルの「殿(との)ちゃん」でした 。殿ちゃんのおかげで犬友達はできましたが、それでも社会的な活動への渇望は消えませんでした 。
2023年5月にコロナが「第5類」へ移行し、市内の活気が戻るにつれ、私自身も「何か活動を始めたい」という思いが強まりました 。今回のボランティアに加え、「浜松市災害支援ナース」への登録や、昨年末の「やらまいか浜松メディカルラリー」への参加など、ようやく地域の一員としての活動を本格化させています 。
マラソンの舞台裏と、スポーツが結ぶ心
マラソン参加者の方々は、達成感や自信、非日常の充実感を求めて走ります 。日本国内では2024年度に92ものシティマラソンが開催されていますが、その運営には多くの労力とコストがかかります 。今回も荷物搬送のトラックの列を目の当たりにし、ボランティアとして支える意義を深く感じました 。
もう一つ、今回のボランティアを通じて感じたことがあります。 それは、ちょうど同時期に開催されているミラノ・コルティナ冬季オリンピックでの出来事です。
先日のニュースで、ある国のチームが、成績が振るわなかったためか演技終了後すぐに会場を後にしたという話を聞き、少し寂しさを感じました。国を背負う重圧は計り知れないものでしょう。しかし、選手同士が切磋琢磨し、互いを称え合う関係であってほしいと願わずにいられません。
その点、スピードスケートの高木美帆選手が見せるスポーツマンシップには、いつも深く感動させられます。彼女は自らの練習拠点に中国の選手を快く受け入れ、共に汗を流してきました。先日、その中国の選手が銅メダルを獲得した際も、国境を越えて高め合ってきた絆が実を結んだ瞬間として、胸が熱くなりました。
高木選手自身、連覇がかかる重圧の中でも、勝者を笑顔の拍手で称える姿を見せてくれました。相手をリスペクトし、高め合う。その清々しさこそが、本来のスポーツの美しさではないでしょうか。
最後に
ボランティア活動を通じて改めて感じたのは、地域を支えるのは「人」と「つながり」であるということです 。 これは、私が取り組む教育体制構築や人材育成の根幹とも重なります 。 今後も、地域とともに歩みながら、学びと気づきを自身の事業へ還元していきたいと思います 。





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