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地域活動事例:多世代交流と子育て支援を実現する「英語で遊ぼう」   No20


<はじめに:地域の子どもたちの未来を育む「英語で遊ぼう」の挑戦>

前回のブログ(No.19 【児童委員 役割 具体例】活動事例と主任児童委員の連携・子育て支援No19)では、子どもに関する地域での活動の衰退についてお話ししました。そのように地域活動の衰退が進む中、多世代交流と子育て支援を目的とした子ども向けイベント「英語で遊ぼう」を発足しました。本記事では、高齢者向けの「お達者倶楽部」と連携し、留学生を講師に迎えた地域活動の具体的な運営事例と、その成功の秘訣をご紹介します。小学生の英語学習をサポートするヒントとしても役立ちます。本稿は、私が2018年頃に実施した地域活動事例の記録です。


<「英語で遊ぼう」発足の背景と多世代交流のねらい>

「お達者倶楽部」は高齢者対象のため、社会で活躍する現役世代(若者)との接点が少ないという課題がありました。 そこで、対象を子どもたちに絞ったのは、親御さんの参加も確信、多世代交流を期待したからです。加えて、ちょうどその次の年度から、小学生の英語学習が始まると聞いたこともきっかけでした。このような地域活動で、学校で学ぶ前に少しでも英語に触れる機会があればと考えたのです。

さらに、「お達者倶楽部」に参加しているお孫さんたちが「英語で遊ぼう」に参加してくれての子育て支援になるだろう、その結果として多世代交流が生まれることも期待していました。小さく始めて、顔の見える輪を広げる。これが「英語で遊ぼう」の主な狙いでした。

「英語で遊ぼう」の活動には費用がかかりましたが、**子どもと親御さんを含め、参加費は100円としました。**それは、『お達者倶楽部』が「お互い様、支え合う関係づくり」を目標としていたからです。地域住民が顔の見える関係を築き、子どもたちや親御さんとの関わりを持つ機会を作る。**高齢だからこそ、子育てを支援する。**こうした趣旨を、『お達者倶楽部』の参加者向け説明会で説明しました。


<地域ボランティアと連携した「英語で遊ぼう」運営の実際>

当初、「英語で遊ぼう」は月1〜2回、1回1時間で実施することにしました。告知は2か月前に回覧で行いました。講師はネイティブスピーカーに依頼したいと考えましたが、知り合いがいるわけではありません。そこで、海外からの留学生にボランティアを依頼するのは難しいと考え、地元の大学の国際交流会館でボランティア講師を募集しました。

応募してくれたのはインドネシアとタイ出身の留学生の女学生お二人でした。英語で指導ができるため、そのお二人にお願いしました。

2018年11月に初回開催。**初回に参加したお子さんは7名でした。子育て支援として、**この人数で継続することに意味があるのか、大変迷いました。でも、参加してくれるお子さんがいる限りは、という思いで計8回開催しました。参加者名簿に連ねた子どもの人数は計17名に上りました。

この地域活動としての活動は、簡単な日常会話のコミュニケーションから、日常で見かける動物や虫の名前の発音まで。みんなで英語の歌を歌うなど、できるだけ和やかに、楽しく参加できる雰囲気作りに努めました。講師を務めてくれたお二人のうち、一方は指導経験がありましたが、もう一方は未経験でした。そのため、最初は二人で来ていただき、慣れてきた頃には、ご都合に合わせて交代で講師を務めていただく形に移行しました。

また、この「英語で遊ぼう」の期待通り、お子さんのお母様にも参加していただけた上、会の受付は「お達者倶楽部」の参加者に声をかけ、お手伝いいただき多世代交流の成果も見られました。「お達者倶楽部」のメンバーのお孫さんが「英語で遊ぼう」に参加しているとのお話も耳にし、狙い通りの横のつながりが生まれていることを実感しましたし、地域活動事例となるものと確信しています。

多世代交流の地域活動「英語で遊ぼう」の場面です
女子留学生と子供たち、その親御さん

年末には、「お達者倶楽部」恒例のクリスマス会に子どもたちや講師をしてくれた学生にも参加してもらい、幅広い年齢の方と、国際的な交流もできました。クリスマス会でのゲームではお子さんも高齢者(多世代交流)も楽しんでいただけるイベントを企画。混合のチームでの競争、英語を使ったもの当てゲームや、伝言ゲームなどで楽しみました。


<地域活動が繋ぐ未来への希望>

私は、先にお話をしたように2020年に当地から浜松市へ転居しました。その後もコロナ禍ではありましたが、ほぼ毎年一度は当地を訪問しています。今年訪問した際、現在の自治会長がお若い方に引き継がれていると聞き、地域活動の未来に明るさを感じ、安堵して帰宅しました。

 
 
 

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