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ハルモニア プラネット

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While this website is mainly created for my local community here in Japan, I’m truly happy to welcome curious minds from all over the world. If you’re someone who enjoys reflecting on communication, respect, and how we connect as humans — you’re in the right place. Thanks for stopping by, and I hope you find something here that speaks to you.
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【後編】賢明な選択(Choosing Wisely)とは?看護師が語るALSや褥瘡ケアでの意思決定支援 No29
< 前編の概略:人生の土台を守る「賢明な選択」> 前編では、 Choosing Wisely が医療の過剰な無駄を排除し、 国民皆保険制度を守るための連帯の意思 であることをお話ししました。そして、私の 看護理念 である「賢明な選択」とは、一見無駄な経験を否定することではなく、「将来の自己決定権や健康という土台を破壊する行為を避ける知恵」であるとお話しました。 本編では、この考えを、私が長年直面してきた 医療現場の葛藤と個人の人生 にどう応用できるのか、具体的な事例を通じて考えてみたいと思います。 <【現場の葛藤】「人に優しく、情報に厳しく」の実践> この「賢明な選択」は、医療現場の日常的な葛藤の中でこそ、その真価が問われます。 ※プライバシー保護のため、一部内容を構成し直しています 事例1)複数の医師の指示と褥瘡ケア 以前、ある訪問看護ステーションで勤務し始めた頃、一人の患者さんの褥瘡ケアを担当しました。これが私の経験した、 意思決定支援 の原点の一つでもあります。 医師2名からの指示があり、一人は皮膚科の先生、もう一人は大学病院の形成外科の先
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2025年12月19日読了時間: 5分


皆保険制度の危機と賢明な選択:Choosing Wiselyと人生の「不必要なもの」 【前編】No28
No25 【命の現場 体験談】患者の生死での看護師 の悲嘆への葛藤 の最後で、次の記事としてご紹介をしていましたが、直近の内容があったため変更させていただきましたが、予告通り今回お話をさせて頂きます。 < 医療から生まれた「Choosing Wisely賢明な選択」という知恵> 「Choosing Wisely(賢明な選択)」という言葉を知ったのは、まだ半年前のことです。 Choosing Wiselyは2012年、米国医療専門職団体ボード(ABIM)財団で提唱が始まった国際的な活動です。当初の目的は、各医療専門家に「不要と思われる5つの医療行為」のリストを作成してもらい、過剰医療の問題に対してキャンペーンを行うことでした。この活動は国際的な広がりを見せ、現在は米国の他、カナダ、英国・オーストラリア、日本など20ヶ国以上で展開されています。 Choosing Wiselyとはと調べると「医療者と患者が、対話を通じて、科学的な裏付け(エビデンス)があり、患者にとって真に必要で、かつ副作用の少ない医療(検査・治療・処置)の賢明な選択をめざす、国際的な
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2025年12月12日読了時間: 4分


患者の権利オンブズマン東京:活動継続の課題と、医療・福祉の現場を支える市民の情熱 No27
<久しぶりの再会と変わらない思い> 先週に引き続き、久しぶりの東京で、患者の権利オンブズマン東京の市民ボランティアの皆さんとの楽しいランチの時間を過ごすことができましたのでそのお話から。 顔を合わせるなり、皆さん持ち寄った手土産の交換会から始まり、以前同会の忘年会で利用したことのあるレストランでの食事と共に、懐かしい顔ぶれで会話が弾みました。 しかしながら、会話は楽しい内容ばかりではありませんでした。それは、オンブズマンとしての活動継続の問題です。 再会を喜ぶ市民ボランティアの仲間たち。この楽しい会食の場で、活動の継続という重要なテーマについても話し合われました。 <😷 活動継続の難しさと歴史の変遷> 困難な状況 私は2020年に神奈川県から浜松市に移住したことで、オンブズマンの活動継続が実質的に難しい状況になりました。この時期はコロナ禍でもあり、人と直接会うことを避けなければならない状況だったため、活動の主である医療・福祉に関する患者・家族の苦情相談の面談ができなくなり、活動が縮小していきました。さらに、この状況以前から、市民相談員の高齢化が
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2025年12月5日読了時間: 6分


中絶に関して配偶者の同意と男女の責任のギャップ No26
<イントロダクション:予告変更の理由と、今週の「中絶」テーマ> 先週のブログで予告しておりました『Choosing Wisely』を人生の選択に応用するテーマについては、順序を変更させていただきます。 先週末、久しぶりに都内でのイベントに参加し2泊で出かけた際、深く考えさせられる出来事がありました。その「思い」を、今週と来週の二週にわたりお伝えしたいと考え、テーマを急遽変更いたします。 今回お話をさせていただきたいことの一つは、 中絶 (人工妊娠中絶)に関する問題です。なぜこのテーマを取り上げるのか。それは、現代の若い世代の方々の考えとの相違に気づいたこと、そしてそれに伴い、私たち全員が考えるべき「妊娠・出産における男女の責任のあり方」について、皆さまのお考えもお聞きしたいと思ったからです。 これは、個人の価値観、倫理的な意思決定、そして関係者間の対話が不可欠なテーマであり、私が提供する伴走型の教育プログラムで扱う「コンフリクトマネジメント」や「ACP(人生会議)」の根本にも通じる問いです。この議論を通じて、対話の重要性をお伝えできれば幸いです。
harmonia77
2025年11月28日読了時間: 5分


【命の現場 体験談】患者の生死での看護師の悲嘆への葛藤 No25
※この文章には、医療現場での死や自死に関する描写が含まれています。読む方の心に負担をかける可能性があることを、あらかじめご理解ください。 <はじめに> 医療の現場は、新しい命が生まれ、病に立ち向かう光が灯る場所です。しかし同時に、「死」が常に隣り合わせに存在する場所でもあります。 私たちは、患者さんの苦しみに寄り添うことが使命です。ですが、忘れないでほしいのです。その苦しみを間近で見つめ、支える側である私たち医療者や、ご家族といった「支え手」の心にも、悲嘆への葛藤という深い傷が残るということを……。 私は、長年の看護師経験を通じて、この思いを強くしています。支える人を支えること、それは、患者さんを支えるのと同じ。 この 命の現場 体験談 を通じて、 「看護師 燃え尽き」や「看護師 辞めたい」という深い葛藤を抱えるすべての医療従事者 へ、 心のケア の重要性を伝えたいのです。今日は、私が看護師として経験した、死と向き合う現場での、今も心に突き刺さっている出来事をお話ししたいと思います。これは、一人の医療者の「心の声」でもあります。 <命を抱きしめた
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2025年11月20日読了時間: 6分


【70代 看護師 起業】危機を乗り越えた「いきるを育む」 No24
<はじめに> 先週の No.23 ( 70代で起業した看護師が遭遇!ChatGPTが見抜いた特殊詐欺と商標登録の落とし穴 No23 )では、 70代で起業した看護師 の私が直面した、Web上での特殊詐欺や商標登録といった「仕組みの不確かさ」にまつわる試練についてお話ししました。 「いきるを育む」 ——この言葉は、私の人生の指針であり、現在の事業を支える重要な理念です。「いきる」を何故ひらがなにしているかですが、ひらがなにすることで「生きる=生命」「行きる=行動すること」「居きる=ただそこに居る、生活する」などと言い換えることも可能です。それらを含めて「育む=愛情を込め、大切に育て守ること」なのです。もしこの揺るぎない理念がなければ、私は起業直後の挫折やデジタルな試練で立ち止まっていたかもしれません。 今回は、この「いきるを育む」という信念が、21世紀高野山医療フォーラムでの学びを通じてどのように形成され、深化していったのかをお話しします。 70代 看護師 起業 としての経験を踏まえ、 スピリチュアルケア 、 ACP (アドバンス・ケア・プランニ
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2025年11月14日読了時間: 6分


70代で起業した看護師が遭遇!ChatGPTが見抜いた特殊詐欺と商標登録の落とし穴 No23
<起業直後の最初の挫折:理想の仕組み作りと現実の壁> No.22「支え支え合う」(【70代看護師の起業】人生の原点「支え支え合う」が育んだ力)でもお話をしたように、私は、この事業を今年(2025年)の4月より着手しました。70代で起業した私は、その2か月前までは訪問看護ステーションに勤務していましたが、先のNo.21『70代 看護師が始める「あなたらしさ」を支えるセカンドキャリア事業』で触れた通り、現任教育の仕組みに問題を感じていました。そこで、経営者である社長へその思いを伝えると共に、私がその仕組みを作ることも可能であると伝え、その取り組みに前向きなお話をいただきました。 退職後、私の最初の提供先と考え、そのための準備を進め、資料も含め実施可能な段階まですべてを揃えました。ところが、残念なことに、一向にその実施へのGOサインが出ず、結局、あきらめざるを得ず、70代の起業家として、最初の壁に直面しました。これが起業における最初の大きな挫折となりました。 「事業の核を見つめ直し、起業の軸を再構築する70代看護師の姿。多くの思考と情報が飛び交う中で
harmonia77
2025年11月7日読了時間: 7分


【70代看護師の起業】人生の原点「支え支え合う」が育んだ力 No22
<はじめに> あなたは誰かを支えていますか?あるいは、誰かに支えられていると感じていますか?『支え支え合う』という言葉は、私の人生の原点であり、活動の全てを貫く信念です。そして、その隣には、私の事業の背景をなす「いきるを育む」という言葉が寄り添います。 50年の看護師経験 を経て 70代で起業 した私にとって、「いきる」は、生命の継続だけでなく、行動し、そこに存在することを意味し、「育む」は、互いに成長し合うスピリチュアルなプロセスを指します。今回は、その「支え支え合う」という思いがどのように育まれてきたのか、私の個人的な経験を交えてお話しします。 それは「見返りを求める」という意味ではありません。 人は誰もが、支える側にもなり、支えられる側にもなる。 その循環の中でこそ、人は尊厳を保って生きられる。 私はずっと、そのように感じてきました。 <中学時代の友情と、ささやかな寄り添い> 中学の時、クラスの女生徒の一人がよく学校を欠席していました。病気ではないと聞いていましたが、休んだ後は登校しにくくなるのだろうと、当時の私は思ったのだと思います。
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2025年10月31日読了時間: 3分


【70代 看護師 起業】あなたらしさを支える事業への想い No21)
<70代で起業した理由と、事業の根底にある信念> この事業は、今年(2025年)の4月1日に税務署に届け出をし、70代で起業のための準備を始めました。 しかし、その根底に流れる、確固たる信念と想いは、かなり昔から心の中にありました。 私も若かりし頃は、自分の仕事にかなりの自信を持ち、理論的に正しいこと、学術的に認められているものが正しいと考え、必死に勉強していました。その頃の私は、患者さんの代弁者であるかのような気概さえ持っていました。しかし、それは、結果として患者さんを置き去りにしていることでもあったと、徐々に気付いていきました。このことについては、また今後のブログでお話をしたいと思っています。 <支える家族への思い(姉の経験)> そのような経験を経て、患者さんを真に支えているのはご家族や、患者さんの身近に居る人たちであると思うようになりました。そして、私たち看護師は、その「支える人たち」の支えになることが最も重要であると考えるようになっていったのです。 その様に深く考える中で、実姉が夫の介護を何年も続ける中、2000年に突然の死を迎えるとい
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2025年10月24日読了時間: 4分


地域活動事例:多世代交流と子育て支援を実現する「英語で遊ぼう」 No20
<はじめに:地域の子どもたちの未来を育む「英語で遊ぼう」の挑戦> 前回のブログ(No.19 【児童委員 役割 具体例】活動事例と主任児童委員の連携・子育て支援No19 )では、子どもに関する地域での活動の衰退についてお話ししました。そのように地域活動の衰退が進む中、多世代交流と子育て支援を目的とした子ども向けイベント「英語で遊ぼう」を発足しました。本記事では、高齢者向けの「お達者倶楽部」と連携し、留学生を講師に迎えた地域活動の具体的な運営事例と、その成功の秘訣をご紹介します。小学生の英語学習をサポートするヒントとしても役立ちます。本稿は、私が2018年頃に実施した地域活動事例の記録です。 <「英語で遊ぼう」発足の背景と多世代交流のねらい> 「お達者倶楽部」は高齢者対象のため、社会で活躍する現役世代(若者)との接点が少ないという課題がありました。 そこで、対象を子どもたちに絞ったのは、親御さんの参加も確信、多世代交流を期待したからです。加えて、ちょうどその次の年度から、小学生の英語学習が始まると聞いたこともきっかけでした。このような地域活動で、学
harmonia77
2025年10月17日読了時間: 4分
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